本日紹介の神姫はボディと顔と髪をそれぞれ異なるMMSから持ってきた、所謂キメラです。
しかし「キメラ型」などと書くとオリジナルか何かと誤解を招きかねないので、便宜上「無型」と呼称します。
ボディと武装は紅緒型、フェイスパーツはウェルクストラ型、そして髪はMMSスカイガールズのアイーシャから。
武装は見ての通りリペイントしてあります。例によってガンダムマーカーで。
3弾の発売直後、サイフォス型も紅緒型もアーマーの成型色があまりにも安っぽく感じたので手元にあった
ガンダムマーカーで部分的に色をつけたのが事の発端でした。
当時は中性洗剤で洗浄するとかプライマーを吹くとかいった知識は一切無く、いきなり直で塗っていました。
そのために発生した塗りムラやしつこいまでの厚塗りが思いもかけず良い感じの結果を生み出した、その
一方、紅緒鎧はムラのできにくい黒をベースにしたからというのもありますが、下処理なしにも関わらず
マーカーの乗りが良く、まるで漆塗りのような仕上がりになりました。
鎧は良い感じにリペイントできましたが、当時は(技術面の問題から)顔を加工するという考えには
及ばなかったため、紅緒型の顔をそのまま乗せるのはちと憚られ、他のフィギュアから分捕ってきた
頭部と差し替えていました。
(モトコという名前はこの時に載せていたヘッドの元の持ち主に由来しています。)
そのため長い間我が家では「準神姫」という不憫な扱いでしたが、のちにウェルクストラ型の余剰表情パーツと
MMSアイーシャの余剰頭部・前髪パーツを組み合わせることで晴れて神姫扱いに昇格した次第です。
問題点として、紅緒型の重装肩パーツはサイフォス型のそれに輪をかけて装着しにくく可動も制限されるため
あまり大きな動きをもったポーズを取ることができません。加えてアイーシャの前髪パーツも干渉するので
首の可動もかなり制限されます。
肩パーツについてはバネを仕込むなどの改造法があるとは聞いたことがありますが、今さら手をいれる気には
ちょっともうなれないですね...
まあ表情も表情ですから、動ではなく静のポーズを取らせるのが正解かも知れません。
コメント